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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成28年3月

鮮魚

漁は少なく、入荷は減少傾向でしたが、市況は弱いままでした。
来月は改善してくると思われます。

冷凍魚

ナイルパーチやメルルーサなどの南方凍魚は、一時の品薄感は解消されてきました。
荷動き悪く、相場は保合。
来月以降は商材によっては相場弱含みが予想されます。

加工水産物

煉製品は、冬物から春夏商材への切りかえ時期ですが、気温も低く、いまいち切りかえが進まない状況で来月の商談が進んでいる状況です。
塩干では、近年で最悪のイカナゴ漁が終漁し、これからはじまる春漁のちりめんを待っている状況です。
輸入原料では、チリの赤潮の影響で、銀鮭、トラウトが相場急変し、値下げで拡販するところが売れにくい相場に逆戻りしそうです。また、もずくなどの不漁も夏に向けて気になるところです。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生鮮はインドネシア、台湾産中心の入荷で、入荷少なめ、相場やや強含み。
来月は入荷少なめで相場やや強含みの見込み。
冷凍は入荷順調、相場保合でした。

真鯛(天然・養殖)

天然物は、イカナゴ漁などの影響で入荷少なく、相場保合でした。
来月は、産卵前の桜鯛の入荷が増える見込みです。
養殖物は、在池量の関係で入荷少なく相場強含み。

鯵・鯖

サバは各地より小型サイズ中心の入荷で、大型サイズは少なく、相場強含みでした。
来月は天候次第ですが、入荷順調、相場保合と予測します。
アジは各地より入荷あり、昨年よりは入荷多い感じです。
来月も入荷順調、相場保合と予測します。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカは、年明けより漁も少なく相場は高騰したままです。
冷凍在庫も少ないことから、しばらくはこのままと思われます。
剣先イカは、端境期の為入荷少なく相場強いままです。

貝類・うに

牡蠣は真牡蠣の出荷が終了しこれからは岩牡蠣のきせつになって行きます。
浅利は、水温の上昇とともに身がつまってきました。これからが需要期なので期待できそうです。
ウニは淡路産が解禁されました、出荷量が増えてきたら価格もこなれてくるでしょう。

冷凍カレイ

カラスカレイは、新物待ちの状況です。
荷動きも悪く、国内在庫も少ないので、状況的には変化が乏しいでしょう。

冷凍鯖・鰆

鰆は、小型の中国産サゴシは秋漁の原料が少なく、相場は強含みに。大型の韓国産の鰆は、漁獲がまとまり相場はやや弱含みに。
サバは在庫販売で、国産はほぼ壊滅で、ノルウェー産の販売がメインに。

冷凍えび

養殖物は、6月頃の新物の水揚げまで端境期の為、一部欠品などが出るかもしれません。

ちりめん・煮干・丸干

ちりめんは、販売の主体が輸入物と秋までの国内産の在庫物だけの状況で春漁のちりめんの入荷を待っている状況です。
煮干は、中羽から大羽サイズの販売が中心で、kg1700~1000円前後の相場で推移しています。

汐鮭・汐鯖

鮭鱒は、チリの赤潮の影響でチリ産トラウト、銀鮭の相場が急変した為、手持ち在庫、流通在庫とも少なくゴールデンウィークに掛けての商戦が厳しいものになるでしょう。
汐鯖は、国産原料の不足が確定し、その影響でノルウェー産の製品もじりじりと値上げが産地より要請されています。

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