鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成29年1月
全体に漁悪く、市況強い。
年末からの円安の影響で、全体的に相場上昇。
春物商材への切り替えと、春物の季節商材の販売時期へとなるため、季節商材中心の販売強化を図ります。
兵庫、富山の蛍烏賊や、大阪湾、瀬戸内海のいかなごなどが中心になっていくと思われます。
いかなごは、大阪湾、伊勢湾とも調査では昨年以上の不漁が予測されており、苦戦すると思われます。
主要品目の市況
鮪(生・冷凍) |
生鮮物は、東南アジア中心の入荷。入荷減少し相場弱含み。 冷凍物は、搬入量少なく、相場強含み。 |
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真鯛(天然・養殖) |
天然真鯛は、入荷少なく相場強い。 養殖真鯛は、入荷は順調でしたが、浜値強含みの影響でやや強含みでした。 |
鯵・鯖 |
鯵は、順調な入荷が見込まれ、昨年並みの相場 鯖は、大型サイズ少なく、入荷不安定。昨年より相場は強含みに。 |
スルメイカ・剣先イカ |
スルメイカは、北陸、九州方面より低地網物中心の入荷。入荷は少なく、入荷量の変動が大きい。 剣先イカは、端境期なのと、産地時化が多く、入荷殆どなく相場高騰。 |
冷凍カレイ |
為替の影響で、徐々に相場強含みに。 |
冷凍鯖・鰆 |
鯖、鰆とも新物に切り替わりつつありますが、相場は強含みです。 |
冷凍エビ |
為替の影響で、養殖・天然物ともに強含みに。 |
ちりめん・煮干・丸干 |
ちりめんは、国産の在庫販売だけとなり、kg3,400~2,400円中心の相場で推移していますが、在庫は各地とも少なくなってきました。 |
汐鮭・汐鯖 |
チリギン、トラウト、アトランとも年明け以降も供給不安定なことから、相場強含みな状況が続いています。 |