トラックなどで全国各地(ぜんこくかくち)から運(はこ)ばれてきた品物(しなもの)は、卸売場(おろしうりば)に並(なら)べられ、市場(しじょう)の一日(いちにち)が始(はじ)まります。
卸売業者(おろしうりぎょうしゃ)が並(なら)べた品物(しなもの)を仲卸業者(なかおろしぎょうしゃ)や売買参加者(ばいばいさんかしゃ)が、せりが始(はじ)まるまでに下見(したみ)をします。
卸売業者(おろしうりぎょうしゃ)と買(か)い手(て)である仲卸業者(なかおろしぎょうしゃ)や売買参加者(ばいばいさんかしゃ)との間(あいだ)でせりが始(はじ)まり、値段(ねだん)が決(き)まります。 また、話(はな)し合(あ)いで値段(ねだん)を決(き)める相対取引(あいたいとりひき)もあります。
仲卸業者(なかおろしぎょうしゃ)は、買(か)った品物(しなもの)を市場(しじょう)の中(なか)にある店(みせ)に運(はこ)んで並(なら)べます。そこへ町(まち)の八百屋(やおや)さんや魚屋(さかなや)さん、スーパーマーケットの人(ひと)などが買(か)いに来(き)ます。