4−3 開かれた市場づくり
消費者への生鮮食料品の安定供給という市場流通の役割を踏まえ、開かれた市場づくりを推進するため、市場の人・物・情報といった資源を活用した食のイベントや食育事業を拡充するとともに、市場の存在・役割等が地域に認知される取組や市民との交流を一層推進する。
また、パソコンの普及やインターネットの利用状況を踏まえ、消費者に対する情報発信を充実するとともに、生鮮食料品のニーズを高め、消費拡大を図るために、新たな交流事業に取り組む。
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食育事業及び消費者への情報発信の拡充
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- 市場のホームページを早期に新設し、生鮮食料品に関係する団体等の協力のもとに、生産者・産地、販売先情報を収集し、市場の役割や商品等を積極的にPRする。
- (2)
- 市場フェスティバル等や市場見学会等を食品流通や生鮮食料品の知識の普及の場として拡充するとともに、学校や公民館、食育関係の団体・グループ等と連携し、市場の旬の食材等を生かした料理教室や講習会など、食育事業に取り組む。
- (3)
- 市内の商業振興に寄与する取組の一環として、小売商業団体等と連携し、市場外のイベント等に積極的に参画するとともに、生産者・産地等と連携し、商店街やスーパー等において、市場のPRに取り組む。
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- 市場を訪れる市民を対象に、市場の紹介や生鮮食料品に関するパネルやビデオ・冊子等を作成し、展示場を設けるとともに、市場内の案内及び誘導サインを充実する。

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新たな市民交流事業の企画
- (1)
- 生鮮食料品にかかる記念日を活用した新たな(仮称)「市民感謝デー」を設け、消費者向けの仕入れ体験や食材の知識、料理レシピ等のパンフレットを配布するなど、生鮮食料品の消費拡大に取り組む。
- (2)
- 関連店舗棟及び飲食店舗を市民との交流エリアゾーンとする一般消費者の受入れの検討を行う。
